Research & Development

研究開発

研究開発を通じて、より豊かな未来を支えていきたい

私たちは、化学の力で未来を切り拓く企業です。
独自のコア技術を基盤に、最先端技術と研究開発力を結集し、エネルギー問題や環境課題に革新的な解決策を提示し、持続可能な社会に新しい価値を創造し続けています。
ここでは、私たちが描く未来への取り組みの一部をご紹介します。

低誘電材料用ポリマー

高速通信時代のための材料設計

近年、5G・AI・IoTの普及により高速・大容量通信の要求が急速に高まっており、通信機器に使用される樹脂には、信号損失や遅延を抑える低誘電性と、信頼性向上のための密着性の両立が求められています。群栄化学では、低誘電率・低誘電正接と高密着性を兼ね備えた樹脂の開発に取り組み、モノマーの特性分析からポリマー設計までを一貫して行うことで、従来材料では困難だった性能バランスを実現しました。本樹脂は、高周波回路や半導体パッケージなどの分野において、伝送損失の低減と接続信頼性の向上を同時に達成し、次世代通信技術の進化に貢献します。

感光性絶縁膜用ポリマー

半導体パッケージの進化に貢献する絶縁膜材料

半導体パッケージ技術の高度化に伴い、先端デバイス製造に不可欠な感光性絶縁膜には、フォトリソグラフィーによる微細加工性、絶縁性、長期信頼性に加え、近年では低温硬化プロセス対応、PFASフリー、規制化学物質の不含有といった環境配慮が求められています。
群栄化学は、長年培ってきたフェノール樹脂の基盤技術を展開し、従来の物性を維持しながら、優れた感光性と環境対応を両立する新しいポリマーを開発しました。本技術により、半導体パッケージのさらなる高密度化・高信頼化に貢献しています。今後も次世代材料の創出に向けて技術の深化と革新を続け、半導体業界の発展に寄与してまいります。

HAGmi®

化学品×食品の技術で開発された機能性化粧品原料

群栄化学が長年にわたり化学品事業で培ってきた合成技術と、食品事業において蓄積された成分評価のノウハウを融合させることで、独自の機能性化粧品原料を開発しました。HAGmi®は複数のグリセリルグルコシド類を最適なバランスで含有するため、細胞の活性化を促進するとともに優れた保湿効果を発揮し、健やかな肌や毛髪を育みます。

バイオマス関連技術

低炭素社会実現を目指したバイオマス技術

二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの削減は、温暖化対策や持続可能な低炭素社会の観点から重要な課題となっており、群栄化学ではバイオマス由来の原材料を使用した製品開発に取り組んでいます。当社創業時からの取り扱い製品である異性化糖を始めとする糖化技術から派生した工業用途への活用技術、非可食系バイオマス(リグニン、フルフリルアルコール、カシューナッツシェルオイルなど)を原料とした製品開発にも取り組んでいます。これらは断熱材、接着剤、塗料用途などへ適用されています。

白加賀青梅果実エキスBG

高崎市産白加賀梅を活用した化粧品用植物エキス

当社創業の地である群馬県高崎市は、東日本有数の梅の産地として知られており、特に白加賀梅はその品質の高さで評価されています。群栄化学では、この高崎市産白加賀梅を原料とした化粧品用植物エキスを開発しました。完熟梅に比べてアミノ酸やポリフェノールを豊富に含む青梅を使用することで、優れた保湿作用や抗酸化作用を発揮し、健やかな肌環境の維持に寄与します。自然由来の成分でありながら、高い機能性を持つ原料として、スキンケア製品への応用が期待されています。

ミレックス™

摩擦材・接着剤用途に貢献する特殊フェノール樹脂

ミレックス™は、群栄化学が誇る特殊フェノール樹脂であり、柔軟性・耐熱性・低吸湿性・耐薬品性に優れた高機能樹脂です。ブレーキパッドをはじめ、摩擦材や耐熱接着剤など多様な用途に対応し、四半世紀以上にわたりグローバル市場で活躍しています。鳴きや振動といった課題に挑み続け、快適で安全な「止まる」を支えてきました。日本発の技術として、アジアから欧米まで広がる信頼の品質。機能性と環境への配慮を両立し、未来のモビリティと産業への貢献を目指した製品開発を行っています。